昨年収穫した里芋を種芋にして、今年の4月中旬に植え付けたものが11月下旬に収穫時期を迎えました。
その里芋を下ごしらえし、いかと里芋の煮物を作りました。
寒くなってきたこの季節に、ほっこり温まる一品です。
里芋の下ごしらえをする
こちらは、収穫したときの里芋です。
里芋は茎が肥大したもので、株の中心に親芋ができ、その周りに小さな子芋が増えていきます。
親芋、子芋、孫芋とさまざまな大きさがあります。
下ごしらえ
・洗う
土がついている場合は、里芋に水をかけながらタワシで洗ったあと、ザルにあげて乾かします。
里芋の皮をむとき、皮や包丁が濡れているとツルツルと滑って危険ですので、ザルのなかで十分表面を乾かすか、布巾などで水気をしっかり拭き取っておきます。
・皮を剥く
里芋の皮を剥くときは、上記の洗い方をしたうえで皮を剥く場合と、土を軽く落として土がついたまま皮を剥く場合があります。
皮を剥くときに、手や包丁などに少しでも水分があると、ぬめりの結晶で皮膚にかゆみがでる場合もあるので、里芋を含めよく乾燥させてから皮を剥きます。
・ぬめりを取る
ぬめりを取らずに煮物や汁物の調理をすると、汁に粘り気が出たり、煮ているときに吹きこぼれやすくなるので、料理をきれいに仕上げたい場合はぬめりを取ります。しかし、ぬめりを取るのは絶対ではないので、料理のお好みに合わせて使い分けてみて下さいね。
洗って皮を剥いた里芋をボウルに入れて、手のひらで塩と里芋がまんべんなくこすり合わさるように、転がしながらぬめりを取ります。
里芋を水洗いしたあとは、里芋がかぶるくらいの水を入れて3~4分程茹でます。ぬめりが気になるときは、水を交換してもう1度茹でます。
※ちなみに、いかと里芋の煮物の調理では、この工程は行っていません。
・切る(六方むき)
里芋を切るときに、切り方を整えることで、きれいな切り口になります。
まずは、里芋の上下を切り落とします。
切り落とした上下の切り口が、六角形になるように皮を剥きます。
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いかと里芋の煮物を作る
里芋のぬめりも存分に味わいたかったので、塩でぬめりを取ったあと里芋は茹でずに、いかと里芋の煮物を作りました。
いかのだし汁を里芋に染み込ませたかったので、だし汁は使わず、水・醤油・みりん・酒・砂糖で煮つけました。
ことこと煮込むこと約20分、いい色合いになってきました。
里芋はほっくほく、いかのだしがよく仕込みんでいて、美味しさが身体に染みわたります。
ごちそうさまでした。
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まとめ
里芋特有のぬめりが存分に味わえました。
食材が持つ特性を生かした料理を楽しみたいですね♪