「京都水族館」は、日本初の人工海水を100%使用した、国内最大級の内陸型水族館です。
"生きた化石"と呼ばれる、世界最大級の両生類であり国の特別天然記念でもあるオオサンショウウオから、イルカやアザラシなどのさまざまな海の生き物が暮らしています。
そんな海のない京都市の中心地に、川や海の生き物たちに会いに行ってきました。
京都水族館までの道のり
京都水族館は、七条大宮交差点の近くにあります。
バスでお越しの際は、「七条大宮・京都水族館前」で下車します。
今回は、車を利用しました。
車の専用駐車場はないので、近隣駐車場を利用します。
近隣駐車場はたくさんありますが、"1日1回 1,000円"で駐車できる場所があったので、利用させていただきました。
大宮七条の交差点から西へ少し進んだ路地にあり、水族館へは徒歩3分です。
他にも安価で利用できる駐車場もあるようなので、いろいろと調べてみて下さいね。
非常に狭い路地を抜けると、約20台ほど駐車できます。
一方で他の駐車場と金額を比べてみると、土日祝で20分 300円が一般的な感じでしたので、今回の駐車場は助かりました、
路地を歩いていくと、京都水族館が見えてきました。
京都水族館は梅小路公園内に
到着です。
建物の前には専用駐輪場があるので、自転車でお越しの際は便利です。
京都水族館は梅小路公園内にあります。
天災などで下水道の被害や断水などが発生した場合、下水道に直結した災害用のマンホールトイレが整備される仕組みになっています。
もしもの時に安心ですね。
梅小路公園内にはトイレもあるので便利です。
梅小路公園は広大で開放的です。
京都水族館へ
それでは、京都水族館へ行ってきます。
館内です。
チケットは当日購入することもできますが、事前にWEBチケットを購入しておくとスムーズに入場することができます。
「イルカの遊び時間」・「ごはんの時間」・「体験プログラム」など、各プログラムごとの時間が表示されているので、目的に合った行動ができますね。
どんな生き物たちに出会えるか、ワクワクです。
「京の川ゾーン」では、由良川の上流・中流・下流の生き物や、京都の川に生息する"生きた化石"と呼ばれるオオサンショウウオが。
のんびりとたくさん折り重なっている姿に癒されます。
ソファにも遊び心がありますね。
館内はバリアフリー設計になっているので、車椅子で移動ができます。
「かいじゅうゾーン」では、カフェコーナーでゆっくりくつろぐことができます。
水槽のなかに入ったような感覚で、オットセイを間近に見ることができます。
2階からも水槽の様子を伺えます。
油絵や日本画を専攻する京都の学生さんが描いたオットセイです。
「京の海ゾーン」では、人工海水でできた大水槽に、日本海に生息するたくさんの生き物がいます。
マイワシの群れです。
休憩スペースがあるので、ゆっくり見ることができます。
大水槽は2階から見ることもできます。
続いて、2階の屋外へ向かいます。
屋外には「ペンギンゾーン」があります。
喧嘩をしているペンギンもいました。
こちらでは、ペンギンの相関図や名鑑、換羽で抜けた羽毛・産卵したあと検査をするため一時的に交換する偽卵の展示などもされています。
屋内に戻ります。
通路の壁も素敵です。
「クラゲワンダーゾーン」では、水中や水底に生息するさまざまな種類のクラゲがいます。
京都クラゲ研究部では、クラゲの繁殖や育成・研究などがオープンに行われています。
一際気になったのが、とっても可愛いクラゲランプ。
ガラス専門店さんが、それぞれのクラゲの種類に合わせて創作されています。
クラゲの性格を分析した、クラゲ別 キャラ診断も。
飼育員の方たちの熱心さやユーモアさが伺えます。
いくつかの場所に、ベビー休憩室もありました。
「交流プラザゾーン」では、さんご礁の生き物たちを見ることができます。
チンアナゴです。
さまざまな色や模様のある生き物たち。
飼育員個人の方が興味のある生き物を見てもらう企画で、なおかつ館長をつとめる、「こんなにも至近距離でヒキガエル展」が開催されていました。
こんなに至近距離でヒキガエルを見たのは初めてです。
堂々としていて落ち着いていました。
小さなショップコーナーもあります。
ショップの近くでは、飼育員の方が考案された「見どころはっけんカレンダー」が作れる、ワークショップコーナーもありました。
「山紫水明」では、カフェコーナーとそのそばに、京都にすむ淡水生物などを見ることができます。
屋外テラスもあります。
イルカスタジアムへ行く途中に見える、2階からの眺めも良いです。
「イルカスタジアム」です。
今回はイルカショーを見ることはできませんでしたが、飼育員の方とイルカたちが触れ合う姿を見ることができました。
そして、1階へ向かいます。
通路の壁には魚の形をしたタイルがありました。
「京の里」では、京都の里山風景が再現されていて、生き物・人・自然とのつながりが感じれるようになっています。
季節ごとに、お米や京野菜などが育てられています。
また、京都水族館ではCO2削減などの環境配慮に向けた取り組みが行われています。
ミュージアムショップ
そして、最後は「ミュージアムショップ」へ。
オオサンショウウオを始めとした、たくさんの可愛い商品にキュンキュンしました。
ちなみにお土産は、ぬいぐるみや手拭い・ショッピングバック・マグネットなどを購入しました。
まとめ
生き物にたいして、飼育員の方の熱心さや愛情も感じられる京都水族館。
生き物・人・自然のつながりを感じられる貴重な体験ができ、可愛い生き物たちに癒されました。
京都は観光名所もたくさんあるので、観光も含めて楽しまれてみて下さい。
「京都水族館」の基本情報
場所 :京都市下京区観喜寺町35-1(梅小路公園内)
電話番号 :075-354-3130
アクセス :「京都」駅中央口より西へ徒歩約15分、またはJR山陰本線「梅小路京都西」駅より徒歩約7分
駐車場 :なし(お車の場合は、近隣駐車場を利用)
公式HP :https://www.kyoto-aquarium.com/index.html
じゃらんnet:https://www.jalan.net/kankou/spt_guide000000179653/