暮らしについて

夏の終わりに花火を家族とともに

夏の風物詩の一つである花火は、処暑を迎えた8月の終わりに家族で夏の思い出として楽しみました。
普段は家族で集まったり向き合って話をする時間を作る機会が難しいので、こういった風物詩として味わえる花火で家族が一つになる時間を作ります。

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花火は特別な炎のかたまり

今や花火は打ち上げ花火や手持ち花火など鑑賞として楽しまれることが多いですが、一方で亡くなられたご先祖様などを慰霊する意味合いを込める鎮魂といった行為で花火が執り行われることがあります。それは、年に1度ご先祖様が自宅に帰って来られるお盆の時期に迎え火や送り火を焚いて亡くなられた方々やご先祖様をお迎えしたり送り出したりすることに意味しています。そのため、花火の炎も亡くなられた方々の魂を尊んだり慰めるための特別な存在なのです。

そんな貴重な体験ができる1年ぶりの花火に子供たちは大興奮です。
火を蝋燭に灯し着火の準備をします。この時、一つの火に家族が集まりただただ無事に火が灯るのをじっと真剣に見つめています。こういった静けさが漂う空気のなかで家族がまた一つになれたような気がします。

火の取り扱いに注意をしながら子供達はその小さな手で手持ち花火を懸命に握りしめます。花火が着火すると子供達の目は一層輝きを増します。

短時間でしたがとても充実した時間を家族と共に味わうことができました。

まとめ

花火の炎は一瞬で消えてなくなり儚くも美しいものです。こういった一つ一つの物事を丁寧に理解をしながら、この儚き一瞬のひと時でもご先祖や今ある家族、そして日々に感謝をしながらまた心新たに一日一日を大切に過ごしていきたいです。

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