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紫陽花の挿し木をする

梅雨に咲く紫陽花は今年も我が家の庭先に華やかな花を咲かせてくれました。
そんな紫陽花は挿し木をすることで株の仲間を増やすことができます。

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開花までの期間は管理の仕方で変わってきますが庭木として植え替える場合は3年以上かかります。
簡単にすることができる挿し木ですが、開花や植え替えまでの長期間厳しい季節の変わり目を何度も経験しています。私も数年前に挿し木に初めて挑戦したものが今年でようやく鉢のなかで開花を迎えました。今年も仲間を増やしていきたいので挿し木をします。

紫陽花の挿し木の材料

紫陽花の挿し木の適期は、開花後の6月上旬~7月下旬辺りです。
少し枯れてきて開花が終わりを迎えるころに剪定と同時に挿し木する枝を選びます。

〈材料〉

  • 剪定した紫陽花の枝葉
  • ポット
  • 用土(水はけの良い赤玉土(小粒))
  • 剪定ハサミ
  • ※発根を促したい場合などは発根促進剤などを用意するのも良いですね。

挿し穂を作る

挿し穂を作る場合できるだけ元気な株を選ぶようにします。
また、開花したものと開花しなかったものの両方の挿し穂が可能です。

開花した紫陽花

上の葉を残した状態で下の葉を全て取り除きます。
※茶色の枝も切り落とします。

開花しなかった紫陽花

花を切り落としたあと、上の葉を残した状態で下の葉を全て切り落とします。

紫陽花の葉は面積が大きいため、上の葉は水分が蒸発しないように半分に切り落とします。
これで挿し穂の準備ができました。

脇芽の出ているものが成功する確率があがります。

挿し木の手順

挿し穂は下の切り口を斜めにします。

その切り口を1~2時間程水につけておきます。

ポットに赤玉土を入れます。

赤玉土にあらかじめ水やりをして湿らせたあと割り箸などで植穴をつくったらそのなかに挿し穂を植えていきます。
枝が約5㎝ほど埋まるくらいにします。

植え終わったあとも水やりをします。

挿し木が発根するまでの管理

水やり
挿し木後の数日間は毎日水やりをします。その後は、土が乾いたころをうかがって水やりをします。
逆に水をやりすぎると根腐れの可能性も出てくるので発根までの間、まずは見守りましょう。

置き場所
直射日光が当たらない明るい日陰におきます。

発根した後
発根に成功したら培養土を入れた鉢のなかに植え替えます。

まとめ

発根までとその後の開花までの長期間日々の管理が大切になってきますが、開花した時の嬉しさはとても感動的です。
紫陽花との貴重な体験を自分の人生と共に楽しみたいと思います。

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