たくさん実りを迎えたいちごの収穫時期もいよいよ終盤です。
こちらは5月24日にまとまった最後の収穫を迎えたいちごです。とっても甘酸っぱく美味しくいただきました。

いちごの子孫は大切に
いちごの収穫を終えると株元から伸びるランナーといわれるツルのような茎に子孫を増やしていきます。
こちらは株元から伸びるランナーたちです。

ランナーを伸ばしてその先に子株をつくったあと、ランナーを切ることにで株分けすることができます。その子孫を大切に残して守ることで、また来年の収穫を望むことができます。
こちらは株元から伸びるランナーに子孫をつくっています。
ランナーは親株から子株へとツルを伸ばしますが花と実がなる方向は子株側です。

子孫をつくったその先にもまだまだ子孫を繁殖させています。

こちらは一本のランナーの先端にある子孫です。

いちごの収穫中は、根元から伸びるランナーを切り落としながらいちごの花つきや実つきに栄養を回します。
いちごの苗を増やす
いちごの苗を増やす時期はいちごを収穫したあとになります。
いちごの子孫は株分けすることで苗を増やしていくことができます。
いちごを収穫後にランナーをそのまま伸ばしていくと、親株から子株・孫株・ひ孫株・玄孫株と子孫が増えていきます。
そのなかでも植え付けを行う株は、親株から玄孫株のなかでも生育が良いといわれている孫株・ひ孫株辺りになります。親株に近ければ近いほど親株からの病気を受け継いでしまっている可能性があるので、孫株・ひ孫株を苗の育成させる苗として選びます。
植え付けの準備
それでは植え付けの準備です。
まずはポットに野菜用培養土を入れて苗を植える準備をします。植え付けは最後にいちごを収穫した日と同じ24日に行いました。


植え付けする
土を入れたら、その中に苗を植えてU型などの針金やピンなどで苗を上からそっと押さえます。


発根するまで水やりをしながら約1週間ほど待ちます。

苗から発根し土からぐらつかなくなったらランナーを切り、孫株・ひ孫株の苗を秋頃まで管理します。
こちらは、24日に孫株の植え付けを行ってから約一週間で定植したものです。試しに孫株の苗のランナーを切ってみました。

ランナーを切る時は、子株側に花と実がなることを意識して親側を長くし子株側を短く切るなどの工夫をしておくと植え付けの時に向きを決める目印にすることができますね。
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苗の植え付け時期は10月から11月頃でプランターから畑へと引っ越しします。
まとめ
他にもたくさん子孫の株分けを行ったので、発根までのあいだ慎重に見守りたいと思います。