昨年の秋頃に、親戚からカブトムシの幼虫を2匹もらいました。
立派なカブトムシに成長するまで、子供たちと定期的な管理を行います。
カブトムシの幼虫を育てる
私の幼少期の頃にも、カブトムシを家族で育てていた記憶がありますが、そうれはもう昔のことで育て方は忘れてしまいました。
ですので、改めて子供たちと生き物に触れて、命の大切さを学んでいこうと思います。
カブトムシの寿命は、幼虫期間を含めて約1年、そして成虫になってから2~3ヶ月といわれています。
生涯年数は、思っていた以上に短かったんですね。
幼虫期間は、約8ヶ月。
昨年の秋(9月頃)からすると、今は蛹になる準備の手前でしょうか。
それでは、幼虫が住んでいるマット(または腐葉土)を交換していきます。
マットの交換時期は、マットの表面に楕円形の粒状をした幼虫の糞がたくさん目立つようになってきたら。
なので、秋の間は約2ヶ月に1回程度を目安に、マットの交換をします。
そして、3~4月に冬の間に溜まった糞を取り除きながら、マットを新しいものに交換します。
これ以降は、蛹室を作って蛹になる準備をするので、幼虫を刺激しないよう土の交換はストップします。
マットは、成虫用と幼虫用で栄養に違いがあるので、必ず幼虫・蛹・成虫になるまで使えるものを使用しましょう。
マットは、別の容器に移し、発酵臭・発行熱を抜く"ガス抜き"を約1週間行います。
ガス抜きが終わったらマットに水を加えます。
手で強く握っても崩れない程度の硬さにかき混ぜます。
そして、飼育ケースに土を手のひらで押える程度にしながら、幼虫を入れます。
飼育ケースは、幼虫一匹ずつに用意することで、各幼虫の生育状態に合わせた管理がしやすいです。
コバエ防止用の不織布を被せると、より安心かもしれません。
その後の管理ですが、マット表面が乾燥してきたら霧吹きで水をかけ、保管場所は温度変化が少なく直射日光が当たらない玄関などに置いておきます。
カブトムシは、5月から自分たちの作った蛹室のなかで蛹になり、それ後は約2週間から1ヵ月で成虫へと成長します。
そして、体がしっかり硬くなり動きまわるようになったら、成虫用の飼育セットに移します。
まとめ
子供たちと、じっくり観察するカブトムシの成長。
生き物を育てる体験や観察を通して、命の尊さを学ばせてもらおうと思います。