料理について

らっきょうの収穫と甘酢漬けを作る

地上部の葉が枯れ始めたのでいよいよらっきょうの収穫時期となりました。
らっきょうは独特の辛みと風味に加えて内臓の働きを活発にするなど様々な作用と栄養素が含まれ、漢方薬としても知られています。
そんならっきょうを収穫したあと手軽に食べられる甘酢漬けにします。

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らっきょうを収穫する

葉の付け根を持って真っ直ぐ引き抜きます。

手の力だけで抜けない時はスコップも活用します。
地中に埋まっているらっきょうを傷めないように株元から離れたところにスコップを差し入れてゆっくりと掘り起こします。
あとは手で葉の付け根を持って引き抜くと少しの力で収穫することができます。

掘り上げている間もらっきょうの香りに包まれます。
たくさん収穫できました。

らっきょうを掘り上げたあとは一粒ずつにばらします。

らっきょうの甘酢漬けを作る

採れたてのみずみずしさを味わうため収穫したあとはすぐに甘酢漬けにします。
下処理には少し時間がかかりますが、甘酢に漬け込むと数日から食べられる浅漬けから古漬けまで一年間保存が効きます。
まずは甘酢漬けにするためにらっきょうの下処理をします。

下処理をする

まずはあらかじめ茎を5㎝程残して茎と根を切り落としたものを用意します。
それらを全て大き目の桶やボールなどに入れ流水と一緒に手で揉み洗いします。
こうすることで大まかな土が落ち皮が剥がれて取り除くことができます。

揉み洗いしたあとらっきょうの皮を手で取り除きます。
皮は非常に薄いのでよく確認しながら剥いていきます。

先端と根を包丁で切り落とします。

再び桶やボールに入れて流水と一緒に揉み洗いします。
すると残った皮が全て取り除かれます。

たくさんの薄皮が剥けました。
一粒一粒にここまで成長してくれてありがとう・ご苦労様と言いたいです。

ザルで水気を切ったあとタッパーなどにらっきょうを広げてキッチンペーパで更に水気を拭き取ります。
この時に水気をしっかり拭き取っていないと保存時にカビの発生などを引き起こしてしまうためです。

以上が下処理となります。

甘酢漬けを作る

今回の収穫量は約1kでしたのでこの量に対しての材料分を用意します。

〈材料〉

  • らっきょう…1kg
  • 赤唐辛子 …約2本(好みの辛さにより調整)
    以下は調味料
  • 米酢   …500ml
  • 砂糖   …500g(好みで調整)
  • 塩    …60g
  • みりん  …60g
    ※らっきょうに対して調味料の量を調整します。

調味料を全て合わせて砂糖などが溶けるまで混ぜ合わせて甘酢を作ります。
熱湯消毒をした保存瓶に下処理済みのらっきょうと赤唐辛子を入れて先ほど混ぜ合わせた甘酢を注ぎます。

これで甘酢漬けの完成です。

そしてこちらが3日後の浅漬けです。
3日だけでも十分に甘酢が染み込んでいてシャキッとした歯ごたえとみずみずしさに加えて、口の中にらっきょうの香りが広がり思わず何粒も食べてしまいそうな新鮮な美味しさです。

まとめ

浅漬けから古漬けまでそれぞれの味を楽しみたいです。
また、らっきょうを漬け込んだ甘酢はドレッシングや和え物に使えるのでいつもの料理に変化を加えてみるのもいいですね。

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