今まで、料理に対する基本的な知識もなく、レパートリーもないためさまざまなレシピを参考してきました。
ですが、なぜそうするのかを考えることもなく、ただそこに書かれていることを淡々と行っていました。
また、料理は"家族のためにしなくては"という思いが強く、知識もないのでただ作り続ける自分に疲れることもしばしば。
そんなとき、テレビや雑誌でよく拝見する、伝説の家政婦 タサン志麻さんのお話を聞いたりレシピを見たりしていると、料理に対してなんだか肩の荷が下りるようか感覚がありました。
そこで、もっと自分らしく気楽に料理を楽しむためにはどうしたらいいのかを、「タサン志麻さんのベストおかず 料理のきほん編」から学びます。
レシピには書かれていない大切なことを、教えてもらいます。
「タサン志麻さんのベストおかず 料理のきほん編」
味の好みは、人それぞれに違うもの。
本書では"レシピ以外の大切なこと"をテーマに、レシピどおりに作れるかではなく、自分や家族の味の好みにすること、つまり自分らしく料理をすることを前提に書かれています。
レシピ本には書かれていない、きほんの「キ」。
なぜ今までそうしてきたのか、またはそうするのか、を知ることができます。
読み進めていくと、そうだったのか!の驚きや感動とともに、野菜やお肉など素材への感謝、また作ることに対する感情が芽生えていきます。
なんといっても、難しい印象はまったくなく、どのレシピも簡単で美しい品々。
見ているだけも、お腹が空きます。
レシピ以外で大切なことを知らないのと知っていることでは、料理をするときに大きな違いがでてくることに気が付きます。
まとめ
何より大切なのは、自分らしく料理ができること。
本書をお守りにしながら、自分自身や家族の体調も管理できるよう、食べることへの感謝や喜びを忘れず、日々の料理を楽しみたいです。