6月下旬に行った紫陽花の挿し木が発根したので、培養土を入れた鉢に植え替えをします。発根しているかを確認するには、挿し木の茎元をもって揺らしてもぐらつかずに安定していれば植え替えすることができます。
紫陽花の挿し木を植え替える
発根した紫陽花の挿し木です。
挿し木から約1ヶ月で発根しますが、こちらは約2カ月経った状態です。12本のうち11本が発根に成功しました。
ちなみに、植え替えをする際の植木鉢についてですが園芸用で使用されている鉢には一般的にプラスチック鉢や素焼き鉢が多く見受けられます。他にはインテリアを重視した化粧鉢や木製鉢・ブリキ缶の鉢など様々な素材や形で作られた鉢が存在しますが、私は土を高温で焼いて作られた陶器の素焼き鉢の温もりと重厚感が大変好みですので、素焼き鉢に植え替えることにしました。
素焼き鉢は土と土の間に細かい隙間が空いているため、通気性や排水性に優れているうえに熱が伝わりにくいので植物にとって育ちやすい環境を作ってくれるのが特徴です。ですので、初心者の方でも扱いやすいのが魅力的です。
自宅にある素焼き鉢はほとんど使用している状態でしたので、素焼き鉢をたくさん持たれている知り合いの方からたくさん頂くことにしました。
挿し木の植え替えに使用した鉢のサイズは5号に近い鉢です。
鉢は使用前に付着した汚れを水やタワシで洗い落とします。
鉢を乾かした後、鉢底に土の排水性や通気性をよくする働きがある鉢底石を入れます。
この時、鉢底石をネットなどに入れておくことでまた植え替える際や鉢底石を再利用する度に鉢底石を一粒ずつ拾い集める必要が無くなるので、このひと手間を加えることで後の作業が楽になります。ネットは野菜ネットを使用しました。
培養土を入れて挿し木を植え替えます。
最後にたっぷりと水やりをします。
肥料は植え替えをした後に生育が安定してから与えるようにします。
まとめ
今後の管理は水切れに気を付けながらゆっくりと成長を見守りたいと思います。挿し木から紫陽花が開花した時の感動は忘れられません。
また来年も挿し木で紫陽花の株の仲間を増やしていきたいです。