道具について

寒さが深まるまえに、“はじめての冬じたく”。アラジンのブルーフレームと、畑の焼き芋。

室内でストーブに火を入れた直後、青くなる前のオレンジ色の炎が揺れ、冬じたくが静かに始まったことを感じさせる瞬間

朝の空気に、すこしだけ冬の気配が混じり始めました。
庭先では、ウインターコスモスや菊の花が、季節の移ろいをそっと知らせてくれます。

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今年は、アラジンのブルーフレームヒーターを迎えました。
ずっと憧れていた、丸い青い炎。
箱から取り出すだけで、まるで “冬の時間を迎える儀式” のような、静かな高揚感がありました。

そして、畑ではさつまいもが採れました。
せっかくなら、このブルーフレームで焼き芋をつくってみたい。
そんな思いから、我が家の冬じたくの記録をまとめました。

冬の入口に咲く、庭先の花たち

庭先で赤オレンジ色の菊の花が一輪くっきりと咲き、背景には同じ菊が重なり合うように咲く中で、秋から冬へ移ろう季節の深まりを伝えています

季節が大きく変わる前、庭には静かに咲く花があります。
たんぽぽが開花する日もあって、思わぬ季節の重なりを感じる瞬間です。
そんな風景を眺めつつ、今年は「冬を迎える準備」をひとつ進めました。

アラジン ブルーフレームヒーターを箱から

室内でストーブに点火したあと、本体上部を閉じて炎を落ち着かせ、冬じたくの手順を丁寧に進めている場面

段ボール箱を開けると、独特のクラシックな佇まい。
ブラックの落ち着いた色味は、部屋の雰囲気をぐっとやわらげてくれます。

点火すると、ゆらぐ青い炎。
その静かな動きは、ただ暖かいだけでなく、心まで落ち着かせてくれるようです。

畑で収穫したさつまいも

畑で育ったさつまいもを土の中から掘り起こし、手に取って収穫している様子を写した写真

秋に育ててきたさつまいも。
土の中から顔を出す瞬間は、いつも何度でもうれしくなります。
今回は、このさつまいもを使って “初・ブルーフレーム焼き芋” に挑戦。

アルミホイルで包んで、ストーブの上へ

点火したストーブの上にアルミホイルで包んださつまいもをのせ、焼き芋の準備をしている様子を横から撮影した写真

洗ってアルミホイルで包んだら、あとはブルーフレームの上に乗せるだけ。
ゆっくりと部屋が暖まり、芋の甘い香りがほんのり漂ってくる時間は、小さなごちそうそのもの。

ストーブ調理は「暮らしを楽しむ時間」。
ただ待つだけなのに、家の空気がやさしく変わっていきます。

ほくほくの焼き芋で、冬じたくの完成

ストーブで焼いた焼き芋を手に持ち、ほくほくとした中身を味わっている様子を手元のアップで写した写真

芋を割ると、湯気の向こうから黄金色がのぞきます。
畑と台所がしっかりつながっている、そんな実感をくれる瞬間。
この“ほくほく”を味わう時間こそ、冬を楽しむ準備のはじまり。

冬がはじまる前の、ひとつの道具と時間

寒さが深まる前の、静かな冬じたく。
庭や畑で感じる季節のめぐりと、家の中に生まれるやさしい暖かさが、この日、ひとつにつながりました。

今年の冬は、アラジンのブルーフレームヒーターを迎えました。
使いはじめてみて、暖かさだけでなく、火を入れたときの音や、部屋の空気がやわらかくなるような感覚に、この道具が長く愛されてきた理由を感じています。

ストーブの上で焼いたさつまいもを味わいながら、「ここから冬が始まるんだな」と、自然に思えた時間。
ブルーフレームヒーターのおかげで、この冬の暮らしに、ひとつ新しい楽しみが加わりました。

動画に残した、はじめての冬じたく

今回の冬じたくの様子は、短い動画にも残しました。
言葉では伝えきれなかった、火を入れる音や、部屋に広がる空気、焼き芋を味わうまでの静かな時間をまとめています。

写真や文章とはまた少し違うかたちで、この日の空気感を感じていただけたらうれしいです。

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