料理は毎日のことだからこそ、できるだけ気持ちよく、心地よく。
うまくいかない日もあるけれど、お気に入りの道具がそばにあると「まぁいっか」と思えるから不思議です。
最近そんなふうに思うようになって、朝ごはんや晩ごはんをつくる時間に、少しずつ“楽しさ”を感じるようになってきました。
もちろんバタバタする日もあるし、やる気が出ない日だってありますが、お気に入りの道具があるだけでちょっと気分が上がったりするんですよね。
今回は、わが家で日常的に使っているVERMICULAR(バーミキュラ)のフライパンをご紹介します。
たくさん語るより、「いいな」と思った瞬間を、そっと残しておきたいような道具です。
朝の小さなひと手間に、#24サイズ(深型)


こちらは深型の#24サイズ。少し深みがあるのが特徴です。

朝ごはんは、少しでも手早く済ませたいけれど、やっぱり温かいものを出せるとうれしい。
わが家では深型の#24サイズがちょうどよく、パンや目玉焼き、野菜のソテーをさっと仕上げるのにぴったりの存在です。


蓋があると蒸し焼きも手軽にできて、とても便利です。

蓋は自立するので、ちょっと置いておきたい時にも場所をとらずに安心。水滴も垂れにくくて、使いやすさを実感しています。


コンパクトで扱いやすく、何より焼き色がほんのりきれいに出るのが気に入っています。
「ちょっと焼くだけ」なのに、いつもの朝がほんの少し丁寧になる感じ。
それが、なんだか心地いい。

唐揚げは、外がカリッと中はジューシー。

お好み焼きまで。粉ものもふっくら仕上がります。
実は、#24のフライパンは夕ご飯にもよく登場しています。
深さがあるので、少量の揚げ物や粉もの、炒め物に副菜、ちょっとした煮込み料理まで幅広く使えて、とても頼れる存在です。

少量のお肉料理などの主菜づくりも気軽に楽しめるので、ついつい手が伸びてしまいます。
夕方のあわただしい時間に頼れる、#26サイズ(浅型)


一方で、ボリュームのある料理には浅型の#26サイズを。#24より深みはなく、しっかり幅があるのが特徴です。

ハンドル部分は#24と#26ともにオーク材。滑らかな木目と手になじむ質感が印象的です。

#24や#26のサイズに合わせた、お手入れ方法やレシピが載った専用のレシピブックもついています。
届いたその日から、すぐに使いはじめられるのがうれしいポイントです。

鋳物ホーローだからこそ、食材の余分な水分を一気に飛ばして、素材の味をぎゅっと閉じ込めてくれます。
なので、採れたての野菜を火にかけると、素材の力がそのままごちそうになる気がします。

じゃがいもでフライドポテト。外はカリッと中はホクホクに。

餃子の皮はパリッと。

ぶりの照り焼きも、ふっくらしっとりとした仕上がりに。

豚肉の中に包んだアスパラガスも、しっかり火が通って甘みが引き立ちます。

ミートソースもことことたっぷりと。
#26はしっかりと幅があるので、炒め物や揚げ物、煮物など、ボリュームのあるおかずにもぴったり。わが家の食卓には欠かせない存在になっています。
餃子や野菜炒めも、パリッと仕上がるのがうれしくて、音と香りに「おいしい予感」がしてくるのも密かな楽しみ。
料理の時間がちょっとだけ心はずむひとときになります。
VERMICULARのフライパンを快適に使うために

調理中に食材がフライパンにくっついたり、焦げついたりすることってありませんか?
実は、そのほとんどが「予熱不足」が原因なんです。
「煙が出るくらいまでしっかり予熱すること」が、美味しく仕上げるためのコツ。
焦げつきやすい料理のときは、予熱したあとにいったん火を止めてから食材を入れると、驚くほどきれいに焼けますよ。
道具の“気持ちよさ”が、料理の楽しさに変わる
いろんな調理道具があるけれど、「使っていて気持ちいい」って、私にとってすごく大事なことなんだなと実感しています。
重すぎず、手入れもしやすく、何より仕上がりに満足できる道具だと、「またこれで何作ろうかな」と思えるように。
VERMICULARのフライパンは、まさにそんな存在でした。
日々のごはんづくりは、肩の力を抜いて、でも自分らしく楽しめたらそれで十分。
お気に入りの道具がひとつあるだけで、その時間が少しだけ豊かになる気がしています。