揚げ物で使う油を一度で使い捨てするのはもったいないですし、水質汚染といったことを考えると、環境に対する配慮も必要です。
そのため、使用済みの油を揚げカスや濁りを取り除く"ろ過"をし、繰り返し油が使える「オイルポット」があれば、お財布や環境にとっても嬉しいことです。
そこで、野田琺瑯の「1回で800mlろ過できる琺瑯オイルポット ロカポ」を使って、揚げ物Dayを繰り返し楽しみます。
野田琺瑯の「1回で800mlろ過できる琺瑯オイルポット ロカポ」
揚げ物などで使用した油の揚げカスや濁りやにおいを、活性炭入りカートリッジに通して取り除く"ろ過"をし、繰り返し油を使える家庭用の「オイルポット」です。
部品は、左側から蓋・こし網・活性炭カートリッジ・ろ過器・本体です。
蓋です。
こし網です。
活性炭カートリッジは扱う食材などによっても変わってきますが、約10回ほどを目安に交換します。
ろ過器です。
本体です。
本体の底部裏側には、野田琺瑯のロゴが入っています。
実際に油を使用し、「1回で800mlろ過できる琺瑯オイルポット ロカポ」でろ過をする
今回は新品の油で、畑で収穫したナスやさつまいもの素揚げ・ミンチ肉の皮巻き揚げ物の3種類の食材を揚げたあと、ロカポを使って油をろ過しました。
使用前の油です。
まずはナス4~5個を素揚げにします。
続いて、さつまいも2個を素揚げにします。
最後に、ミンチ肉の皮巻き約50個を揚げます。
使用後の油です。
使用前に比べると、油カスなどで大分黒ずんでいます。
ろ過器に活性炭カートリッジをセットします。
本体にはめ込んだあと、こし網をセットします。
油をろ過器に注ぐ前に、100%パルプ材のキッチンペーパーをこし網の上に敷いておくと、ここで大きな油カスなどを取り除いてくれるので、活性炭カートリッジに負担をかけずに長持ちさせることができます。
油カスなどで汚れた油を注いでいきます。
ろ過時間は、油の温度や油や活性炭カートリッジの汚れ具合などによっても変わってきますが、100~150℃なら約30分、常温なら約1時間の目安です。
そして、ろ過が完了しました。
使用前のものと比べてみると、色の違いは多少ありますが、新品と変わらないほど綺麗にろ過されていました。
これにはビックリです!
本体に溜まった油をフライパンなどに移すさいは、蓋にろ過器が置ける設計になっているので、キッチンを汚す心配がありません。
表面がガラス質でできている琺瑯は、油の質や風味の変化を防ぎながら保存ができるので、揚げ物の強い味方ですね。
野田琺瑯の「1回で800mlろ過できる琺瑯オイルポット ロカポ」と比較した商品
オイルポットは、容器のサイズによってどのくらいの量の油がろ過できるかや、"こし網"や"カートリッジ"による油をろ過する方法によって、どのくらい綺麗な油になるかは変わってきます。
"こし網"はろ過時間もあまりかからず油カスなどは取り除くことができますが、不純物までは難しいかもしれません。
一方で、"カートリッジ"はろ過時間は少しかかりますが、活性炭の働きのおかげでほとんどの不純物を取り除くことができるので、綺麗な油を繰り返し使うことができます。
こちらは燕三条で製造された、丈夫で耐食性に優れたステンレス製のオイルポットです。
コンパクトなので、少量使いの方には助かりますね。
こちらは、アーネストの"揚げ鍋"がそのままオイルポットとして使える、揚げ鍋とオイルポットのセット「取っ手も場所を取らない 油ターン (ユウターン) 」です。
セットなのに、収納にも場所を取らないのが嬉しいです。
こちらは、富士ホーローの活性炭カートリッジ付きのオイルポットです。
他にも、二重こし網でろ過をするコンパクトなサイズもあります。
まとめ
使用した油は、毎回処分をすることにいろいろとためらいがありましたが、ロカポのお陰で揚げ物Dayを繰り返し楽しめそうです。