日々の飲み物に必要なお湯を沸かすための"やかん"は、キッチンの棚に片付けるというよりかは、湯沸かしの出番を待ちながらいつでも使えるように、いつもそばに置いておく印象があります。
そのため、デザイン性も重要ですが、毎日持つものだからこそ機能性も大切にしたいです。
そこで毎日の湯沸かしに使っているのは、柳宗理デザインのやかん「STAINLESS KETTLE(ステンレスケトル)」です。
握りやすい取っ手や安定感のある大きさが気に行っています。
柳宗理デザインのやかん「STAINLESS KETTLE(ステンレスケトル)」
「STAINLESS KETTLE(ステンレスケトル)」のデザインは、日本を代表するプロダクトデザイナー"柳宗理"によるものです。
ステンレスケトル以外にも、さまざまなキッチンウェアをデザインされています。
柳宗理の経歴やステンレスケトルの取扱説明書です。
つやありの"ミラー"と"つや消し"がありますが、こちらは"つや消し"になります。
本体は、熱伝導率の高いステンレスです。
その熱伝導率と広い底面のおかげで、お湯が早く沸きます。
使用できる熱源は、直火や200Vのハイカロリー電磁調理器まで、さまざまな熱源に対応しています。
蒸気穴は、蓋の側面に付いています。
持ち手も倒せて口も広いので、洗浄のさいは手がゆたり入りお手入れしやすいです。
底面です。
小さな刻印も素敵です。
柳宗理デザインのやかん「STAINLESS KETTLE(ステンレスケトル)」でお湯を沸かす
毎朝、このステンレスケトルでお湯を沸かしたあと、麦茶を入れています。
我が家の熱源は、IHです。
"湯沸かし機能"を使用していますが、約2~3分ほどでやかんの底面から小さな気泡がくつくつと沸いてきます。
写真では分かりにくいですが、沸騰すると蓋がかたかたと動き、蓋にある蒸気穴から湯気が出てきます。
広い底面なので、あっとういう間に沸騰します。
鍋敷きにおいて冷まします。
また、お湯を沸かし注ぐときだけでなく、普段のアイスコーヒー作りなど冷水を注ぐ場合などにも活躍してくれます。
取っ手は、指や手首に無理な力をかけなくても、楽に注げるように設計されているので安定感があります。
そのため、なかの水量で本体がぐらぐらすることもなく、ゆっくりと水量を調整しながら注ぐことができます。
柳宗理デザインのやかん「STAINLESS KETTLE(ステンレスケトル)」と比較した、ステンレス製やかんの商品
やかんの素材には大きく分けて、ステンレス製・銅製・ホーロー製・鉄製・アルミ製がありますが、今回はステンレス製やかんで比較しました。
「宮﨑製作所 GEO Product(ジオ・プロダクト)」のケトルです。
オールステンレスでスタイリッシュな印象です。
北欧フィンランドのステンレススチールメーカー「OPA(オパ)」の"Mari(マリ)ステンレスケトル"です。
洗練されたスタイリッシュなデザインなのに、どこかかわいい印象もあります。
「和平フレイズ」のケトルです。
どこか懐かしい印象がありつつも、モダンでクラシカルです。
「工房アイザワ」の"ブラックピーマン 200V ストレートケトル"です。
無駄な装飾がなく、すっきりとしたシンプルな寸胴型です。
まとめ
素材や機能性、使える熱源、そしてデザイン性のちがいで、お好みのやかんを選びたいですね。
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