家庭や飲食店などで、食材を調理したり食事をしたあとに必ずでてくる食品などの廃棄物は、生ごみとしてゴミ袋に捨てて消費してしまうのではなく、微生物の働きで堆肥=土に変えて循環へとつなげていきましょう。
普段の生活のなかで「コンポスト」の意味と目的を意識するだけで、地球や自分にも優しい豊かな生活へとつながります。
「コンポスト」をする
私の自宅には畑があるので、普段から野菜などの作物作りをしています。
また、代々使われている設置型コンポストでコンポスト作りを気軽に楽しんでいます。
廃棄物をコンポストに入れるまえに、落ち葉や枯草などの有機物を土に混ぜています。
廃棄物は5cm角以下の大きさに刻んで水分を切っておきます。
もし、コンポストのなかでスコップなどの道具を使って刻むことができれば、それでも構いません。
熟成期間は2~3週間で堆肥として使用することができます。
できれば、週に1~2回かき混ぜます。
こちらは、発酵された土の状態です。
微生物たちが発酵をしてくれたおかげで、とてもふかふかな土になりました。
良質な土は作物作りのために使用され、その土で育った野菜を頂くことができます。
そして、その野菜くずは堆肥となり、また次の野菜を育ててくれます。
また、お米を精米したときにでる生の籾殻や米ぬかも、廃棄物と一緒に入れると、発酵されて堆肥になります。
「コンポスト」の容器
「コンポスト」を行う場合、屋内・屋外と場所によって選ぶ容器は変わってきますが、"堆肥を作る"目的を大切にしていれば、あとは好みのデザインや使い方で商品選びをするといいと思います。
身近にあるダンボールでも「コンポスト」を簡単に作ることができますが、耐久性を考慮すると長年使用できるものがいいかもしれません。
屋内
屋内では、食材を調理したり食事をしたあとの廃棄物を入れるさいに使用するので、できれば卓上やインテリアに馴染むものや小型のものがいいですね。
また、消臭効果があればストレスに悩まされることもなさそうです。
コンパクトなので、卓上での使用も気にならないですね。
デザインやカラーがナチュラル・シンプルだと、インテリアの邪魔をしません。
スタイリッシュなステンレスタイプもあります。
少し容量があるものもあります。
こちらは、廃棄物を細かく切る必要がないので、そのまま処理機のなかへ入れて全て全自動にお任せです。
デザインもシンプルで、こういった機能付きのものならストレスが軽減されそうです♪
また、切った食材を入れておくコンテナーがあれば、三角コーナーを使わずに美しい水回りが保てそうです。
屋外
屋外では、畑やガーデニングのさいに落ち葉・枯れ葉・雑草なども一緒に入れられるのが便利ですね。
また、大容量のものが置けるのも嬉しいです。
こちらは、不織布なので軽くて通気性が良く、屋外で気軽に始められそうです。
こちらは、土の上に置く設置型です。
耐久性と耐候性があり、デザインもシックです。
大型のものなら、お好きなデザインで選んでもいいかもしれませんね♪
こちらは、回転式なので中身を混ぜる動作が手軽に行えます。
「コンポスト」の種類はさまざまですが、ご自身の生活スタイルに合ったものを使いたいですね♪
"家庭用生ごみ処理機購入助成制度"について
「コンポスト」をするための、"家庭用の生ごみ処理機"を購入するさいに、お住まいの地域の自治体から助成金を受けられる場合があります。
助成金の金額は自治体によってちがってきますが、是非購入をお考えのさいは一度お調べ下さい。
ちなみに、東京都千代田区の家庭用生ごみ処理機購入助成制度を参考にあげておきます。
また、全国の生ごみ処理機助成金制度が一覧できるサイトもあります。
助成金制度は上手に利用したいですね。
まとめ
「コンポスト」をすることの意味と目的を意識することで、日常に循環を取り入れて「コンポスト」作りを楽しみたいですね♪
素晴らしいこの取り組みの輪を、たくさんの方と共有しましょう!
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