料理について

お粥で食の原点に返る

家族全員で体調不良に

子供が保育園に通うようになりたくさんのお友達や先生方などのお陰で本当に日々逞しく成長してくれています。
一方、子供はまだ十分な免疫が備わっていないため抵抗力が弱く集団生活のなかで様々な感染症を互いに引き起こすきっかけももらっています。
子供が体調を崩すと親や祖父母にまでと家族全員で病気の経験をすることとなります。
先日、私自身も子供からの胃腸風邪をもらい丸一日寝込んでしまいました。幸い子供は胃腸風邪の引き始めだったため体調不良の翌日は元気に過ごしてくれていたのですが、私は水分や固形物の食事もまともに摂れない状態が続きようやく翌日に炊事場に立つことができました。
通常の食事ができるようになるまで約2日ほどかかり、毎日食べることが楽しみだった私が家族が美味しそうに食べている物を見ることすらさえも出来なかったことが大変苦しい時間との闘いでした。

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お粥で食の原点へ

そんな病み上がりの身体を救ってくれるのは、炊き立てのお粥です。
お粥は生米をたくさんの水分で柔らかく時間をかけてことことと煮込んだものです。体力が落ちている時は消化に時間がかかるため低脂質のお粥なら胃腸への負担が軽減されます。そのため、他の食事はままならいのになぜかお粥はするりと頂くことができます。料理には味付けや変化があると楽しめるものですが、何も飾らないお粥が体調不良をきかっけに甘みや旨味を感じこんなにも美味しいんだ…とそんな食の美しさを改めて考えさせられました。
それは同時に食べられることへの感謝と、ゆっくり丁寧に味わうことへの食の原点に振り返る瞬間でもありました。
また心新たに食と向き合い食べることの大切さを学んでいきたいです。

新たな花が

体調が落ち着き庭先や畑に出向いてみると、新たな花やしっかりと色付いてきた花たちが咲いていました。

まずは庭先です。
こちらは、バラです。

こちらは、色付き始めた紫陽花です。

一方こちらは畑に咲いたヘリオプシスです。

こちらは、ユリです。
赤色と黄色の原色がとても華やかです。

近畿地方はいよいよ梅雨入りとなりましたので、貴重な雨上がりの時間も大切にしていきたいですね。

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